サボテンと多肉植物は夜型である。
観葉植物の中でも(一般的なパキラのような木のタイプ)は主に「昼間」に呼吸をし空気衛生を保ってくれるが、(サボテンと多肉植物)は呼吸が異なり「夜の時間帯」に呼吸を多くする。なので観葉植物(木のタイプ)と「サボテンまたは多肉植物」をセットで置いておくことによって24時間の室内の空気衛生を保つことが可能になる。例外もあって
※サンセベリア、ラン、プルメリア、トリファスキアタ、サボテン、多肉系(アロエなど含む)植物。
サボテンについて夜間の二酸化炭素交換を測定するシステムにてその交換速度を測った結果、夜間の二酸化炭素交換状況が十分あることが明らかになっている。また植物の光合成の仕方によっても分類することができる。
昼間に気孔を開いてニ酸化炭素を吸収し酸素を放出する。夜は気孔を閉じて呼吸をしながら二酸化炭素を少し放出する。このような植物は C 3または C 4植物呼び主に熱帯、亜熱帯性植物で二酸化炭素の濃度が低いところや強い光線のしたでもよく育つ。
一方サボテンや多肉植物は砂漠のように水がない地域でも長く耐えられるように葉が針状に変わったり、また体内に水分を長く保持できるように多様な外見を適用させてきた植物として今現在進化し生存してきた生物である。この植物の光合成特性を見てみると昼間には蒸散を抑えるため気孔を閉じるのでニ酸化炭素の移動がほぼなく「夜間にだけ気孔を開け二酸化炭素をたくさん吸収する。」
(サボテンや多肉植物のような植物のことをCAM植物と呼ぶ。)つまり二酸化炭素の吸収と放出は C 3 、C 4植物とは時間的に正反対なのである。なので室内に C 3 C 4の観葉植物を導入するとして夜に二酸化炭素濃度が高くなればサボテンや多肉植物を夜間における二酸化炭素を吸ってもらう原理を活用することで24時間体制の空気清浄ができる。
また昼間はよく外出して夜にだけ室内にいるという生活の人は特にサボテンや多肉植物を室内に置くと良いかもしれない。今現在はコロナ感染予防などで日中の生活、活動が在宅で行われることが多くなったと思います。日中タイプの方には通常の観葉植物(木のタイプ)をお勧めします。
通常は昼間の時間帯活動されてる人というのは換気したりなど人間が起きて活動する時間なのでそういったことを無意識的に行ってはいるのですが夜間の時間帯というのは基本的には窓を閉め切って眠るということや、騒音や温度を保つために窓を締め切ったままでいる人がほとんどですのでサボテンや、多肉植物の特性をうまく活用することはお勧めです。
サボテンや多肉植物の中からの厳選品種について
20種類ぐらいのサボテンからの結果検証では
「緋花玉(ヒカダマ)」や「弁慶柱(ベンケイチュウ)」また多肉植物の「クラッスラ ヒマツリ」などは夜間に二酸化炭素を最も多く吸収することがわかった。
観葉植物として見た目の形にだけこだわらず機能にこだわる方は是非これらの商品を寝室または夜間活動する場所に置くことをお勧めします。
またサボテンや多肉植物の昼間の時間帯の管理の方法に関しては強い光線に当たるほどあるいは長時間光を浴びると夜間の二酸化炭素吸収率は増加するので昼間の時間帯はサボテンまたは多肉植物は日が当たるような場所に移すこともお勧めします。
もともと寝室の日当たりが良くない場合やベランダなどに昼間は出しておきる夕方に寝室へ戻すなどが良い。
多くの観葉植物などからスパティフィラムまたサボテンなどの植物では緋花玉(ヒカダマ)などをセットで置くと相性が良い。
スパティフィラムの場合は昼間は二酸化炭素よく呼吸するが夜はごくわずかしか働かない。ヒカダマは真逆で相性がよい。これをオスとメスのようにピッタリ合うようにセットで置くことにより効果が良好な結果も出ている。また観葉植物とサボテン側を何種類か一緒に置くなどすると夜間の二酸化炭素の汚染問題の心配の必要がなくなりぐっすり健康的に眠れます。空気も自動的に朝までクリーンにしといてくれます。これこそ科学の力を利用した空気清浄及び自動空気お掃除マシンのようです。
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